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サッカー場へのロケット弾で子ども12人死亡、イスラエル軍はヒズボラへ報復攻撃行う可能性

読売新聞 / 2024年7月28日 18時3分

27日、イスラエルが占領するゴラン高原のマジュダルシャムスで、ロケット弾が直撃したサッカー場を調べる救急隊員=ロイター

 【エルサレム=金子靖志】イスラエル主要紙ハアレツによると、同国の占領下にあるゴラン高原の町マジュダルシャムスが27日にロケット弾の攻撃を受け、少なくとも子供12人が死亡した。イスラエル軍はレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの攻撃と断定した。イスラエルが報復攻撃を行う可能性があり、緊張が高まっている。

 ロケット弾による攻撃は27日午後6時頃にあり、サッカー場を直撃した。試合中だった10~16歳の男女12人が死亡し、約40人が負傷した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「重い代償を払わせる」と報復を宣言。イスラエル・カッツ外相は「ヒズボラがレッドライン(越えてはならない一線)を越えた」と強調し、「我々は全面戦争に直面している」と述べた。イスラエルは28日に安全保障閣僚会議を招集し、対応を協議する。

 一方、ヒズボラは攻撃について、「まったく関係がない。イスラエルによる虚偽主張を断固として否定する」と表明した。イスラエルの対空防衛システム「アイアン・ドーム」の迎撃ミサイルが落ちたと主張している。

 ヒズボラはパレスチナ自治区ガザで戦闘が始まった昨年10月以降、イスラム主義組織ハマスとの連帯を掲げ、イスラエル北部の軍拠点などをたびたび攻撃してきた。

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