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鹿児島の国道「北薩トンネル」で側壁崩れ土砂流入、14キロ通行止め…復旧に複数年の可能性

読売新聞 / 2024年7月28日 18時45分

大量の土砂が流入するなどし、通行止めとなっている北薩トンネル(27日撮影)=鹿児島県提供

 鹿児島県は28日、出水市とさつま町を結ぶ国道504号の「北薩トンネル」(全長4・85キロ)内で側壁が崩れて土砂が流入している状況を明らかにした。この影響で、現場を含む14・5キロの区間を通行止めにしている。復旧の見通しは立っていないという。

 県道路維持課によると、25日午後2時頃、北薩トンネルの出水市側から約1・8キロ地点で、地面から水が湧き出て約50メートルにわたって路面が最大約40センチ浮き上がっているのを確認。26日に周辺のコンクリート製の側壁が崩れ、27日に大量の土砂の流入が確認された。

 現場はトンネル建設の際に大量の湧き水が見つかった区域で、この現象に湧き水が関わっている可能性もある。湧き水には自然由来のヒ素が含まれているが、近くの川の水質を調べた結果、現時点で問題は確認されていないという。

 同課の塩屋勝久課長は、復旧に複数年かかる可能性を示唆し、「国や有識者から助言をもらいながら、原因究明にあたりたい」と話した。

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