照ノ富士が隆の勝との優勝決定戦制し１０度目Ｖ、平戸海は１０勝で技能賞…霧島は千秋楽で勝ち越し

　大相撲名古屋場所千秋楽（２８日・愛知県体育館）――横綱照ノ富士が３場所ぶり１０度目の優勝。本割で大関琴桜の投げに屈したが、１２勝３敗で並んだ隆の勝との優勝決定戦を寄り切りで制した。琴桜は１０勝５敗。

　隆の勝は、本割では関脇大の里を押し出した。大の里は９勝止まり。

　大関貴景勝は湘南乃海に敗れ５勝１０敗だった。

　関脇阿炎は翔猿に敗れ８勝７敗。

　関脇霧島が玉鷲を寄り切り、千秋楽で勝ち越した。

　小結平戸海は琴勝峰を下し、三役で１０勝を挙げた。

　小結大栄翔は王鵬に押し出されて８勝７敗だった。

　三賞は、殊勲賞が大の里、敢闘賞が隆の勝、技能賞が平戸海となった。