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日米韓の防衛相会談、共同訓練の定期開催などで覚書に署名「3か国の安保協力を制度化する」

読売新聞 / 2024年7月28日 19時15分

覚書に署名後に握手を交わす(左から)韓国の申源湜国防相、木原防衛相、米国のオースティン国防長官

 木原防衛相は28日、米国のオースティン国防長官、韓国の 申源湜 シンウォンシク国防相と東京・市ヶ谷の防衛省で会談した。3氏は閣僚級会合や共同訓練の定期開催など、安全保障面での協力や交流を定例化するための覚書に署名した。

 覚書では、昨年12月に始まった北朝鮮のミサイル関連情報を日米韓3か国で即時共有するシステムを巡り、連携を強化していく方針を確認。海空やサイバーなどの多領域共同訓練「フリーダム・エッジ」を6月に初めて実施したことに触れ、相互運用能力を高めることでも一致した。

 木原氏は会談後、記者団に「覚書締結で3か国の協力は揺るぎない、より強固なものとなる」と意義を語った。共同声明でも「3か国の安全保障協力を制度化するものだ」と強調された。

 会談ではこのほか、ロシアと北朝鮮が有事の相互軍事援助を定めた「包括的戦略パートナーシップ条約」を結んだことなど、両国の接近に懸念を表明した。中国を念頭に、東・南シナ海において一方的な現状変更の試みに反対することも確認した。

 3氏の会談は、6月にシンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)に合わせて行って以来で、日本での開催は初めて。来年は韓国で実施することも決めた。

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