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インターハイ男子400m、ハイレベルな戦い制し法政二・菊田響生が優勝「重圧はなかった」

読売新聞 / 2024年7月28日 22時29分

男子400メートルを制した法政二の菊田響生=須藤菜々子撮影

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は28日、陸上やソフトテニスの女子団体、なぎなたの演技などが行われ、陸上の男子400メートルは菊田響生(神奈川・法政二3年)が46秒93で優勝した。

 46秒台の選手がひしめくハイレベルな戦いを制したのは、優勝候補筆頭の菊田だった。ゴールした直後に思わず目頭を押さえた。ただ、それは喜びに浸っていたわけではなく、目指していた大会記録(46秒11)を上回ることができず、「うれしさと悔しさが入り交じった」から。その言動からは志の高さがにじみ出ていた。

 準決勝の段階で5人が46秒台をマーク。一瞬でも気を抜けばメダルには手が届かない。決勝の直前、トラックには緊迫した空気が流れていた。

 身長1メートル80の恵まれた体格から生み出す大きな走りが特長だ。6レーンからスタートすると、バックストレートで滑らかに加速。トップ争いをしていた最終コーナーの出口からさらにギアチェンジし、後続を寄せ付けなかった。終盤は疲れたものの、2位を0秒24引き離す快走だった。

 「重圧はなかった。勝つために自分のことだけに集中しようと思った」と振り返ったチャンピオン。次に狙うのは、30日に決勝を迎える400メートル障害との2冠だ。「400メートルではできなかった大会新での優勝を狙いたい」と、気持ちを切り替えていた。(丸山一樹)

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