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初戦黒星のバレー女子、反省材料は第4セット終盤のミスとブロック対策…植田辰哉の目

読売新聞 / 2024年7月29日 0時7分

 パリオリンピックのバレーボール女子日本(世界ランキング7位)は28日、1次リーグ初戦でポーランド(世界ランキング4位)と対戦、1-3で敗れた。第1セットは25-20で先取したが、第2セットを22-25、第3セットを23-25で連取された。第4セットは粘ったものの、26-28で落とした。

植田辰哉・元男子日本代表監督はこう見た

 日本は最初は良かったが、第2セット以降、ポーランドに対応され、最後は押し切られたという感じだ。

 第1セットは古賀紗理那、石川真佑が機能し、ミスもなく、完璧だった。しかし、第2セットから、相手のミドルブロッカーの攻撃に日本は対応できていなかった。第3セットでは、相手のオポジットに8本決められた。第4セットで、ポーランドはオポジットにほとんどトスを上げていなかったことを見ても、ポーランドの監督がサーブレシーブから攻撃への指示をしていたのだと思う。

 日本は第3セット途中から和田由紀子が救世主のような活躍を見せてくれた。第4セットは取りたかったが、20ポイントあたりから立て続けにミスが出て、最後は自滅した形だ。今後、格下の相手とも当たるが、これだけミスが続くと勝てないので、次に向けて修正してほしい。

 また、全体を通してブロックを決められる場面が多かったのも反省材料だ。

植田辰哉 (うえだ・たつや)  1992年バルセロナ五輪主将、2008年北京五輪監督、09年~15年:日本バレーボール協会シニアディレクター。現在は大阪商業大学公共学部教授

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