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なでしこJ、大逆転でブラジル破る…ロスタイムに熊谷紗希の同点PK&谷川萌々子のスーパーゴール

読売新聞 / 2024年7月29日 2時8分

 パリオリンピックのサッカー女子は28日、1次リーグ第2戦が行われ、初戦でスペインに1―2で逆転負けを喫したC組のなでしこジャパン(世界ランキング7位)は日本時間29日午前0時からブラジル(同9位)と対戦した。前半、日本は田中のPKが相手GKに止められるなど好機を生かしきれず、0-0で後半へ。56分に先制を許したが、後半ロスタイム、熊谷紗希がPKを決め同点に追いつき、さらに谷川萌々子のロングシュートが決まり2―1で逆転勝ちを収めた。日本、ブラジルともに1勝1敗となった。

試合経過

▽後半

 52分、左サイドで浜野がボールを持つと、守屋が前に出てボールを受けクロス。ニアサイドで長野が受けようとしたが、相手DFに阻まれる。

 56分、日本はブラジルの10番マルタに中盤からスルーパスを通され、前線の2人の選手のパス交換からシュートを浴び先制点を許した。

 57分、日本は浜野が下がり、植木理子が入った。

 68分、日本は守屋が左サイドからワンタッチでクロスを送ると、ニアでトラップした田中がターンしながら右足を振り抜く。鋭いシュートだったが、相手GKにはじかれた。

 70分、古賀が下がり、清家貴子が入った。

 80分、守屋、宮沢が下がり、谷川萌々子、千葉玲海菜が入った。

 83分、FKから南が頭で狙うが決めきれず。

 谷川が仕掛けると、倒れた込んでいたブラジル選手の手にボールが当たる。ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)を経て、90分にハンドの判定が下された。PKを熊谷が決め同点に追いついた。

 さらに、谷川がペナルティーエリアのはるか遠くで、相手のパスミスをそのままシュート。これがGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれ、勝ち越した。

▽前半

 試合は序盤からブラジルがパスを回し、日本がそれに対応する展開。

 日本は16分、長谷川が前線にスルーパスを送り、宮沢と田中が追いかけるが、間に入ったDFにクリアされる。

 19分にはGK山下の正確なゴールキックから宮沢が右サイドをドリブルしクロス、中央で田中が右足で合わせたが、ゴール左に外れた。 

 27分、浜野が思い切り良く右足でミドルシュートを放ったが、これはゴール上に外れる。

 29分、ブラジルがゴール正面からシュートを放つが、GK山下が防ぐ。

 38分、宮沢がゴール前の田中にパスを送る。田中は相手選手に囲まれるなか左サイドに展開、守屋がクロスを送り、長谷川が右足で合わせたが、これはGKの正面をついた。

 前半ロスタイム、宮沢にパスが通ると、守屋が反応しゴール前に切り込む。そこにパスが通り守屋がシュート、相手のハンドを誘った。PKを田中が右足で蹴ったが、相手GKに止められてしまった。前半は0-0で終了。

■日本の先発は以下の通り

1 GK山下杏也加

3 DF南萌華(ローマ)

4 DF熊谷紗希(ローマ)

5 DF高橋はな(三菱重工浦和)

6 DF古賀塔子(フェイエノールト)

7 MF宮沢ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)

10MF長野風花(リバプール)

11FW田中美南(ロイヤルズ)

14MF長谷川唯(マンチェスター・シティー)

17FW浜野まいか(チェルシー)

20DF守屋都弥(INAC神戸)

 スペイン戦で先制のFKを決めた20歳の藤野あおば(日テレ・東京V)が先発だけでなく、登録メンバーからも外れた。また、スペイン戦で負傷により途中交代したDF清水梨紗(マンチェスター・シティー)は、その後チームからの離脱が発表されている。

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