フェンシング男子エペの加納虹輝、圧勝で準決勝進出…東京大会団体金メダリスト

男子エペの加納虹輝（２８日）＝ロイター

　パリオリンピックのフェンシングは２８日、個人戦が行われ、男子エペは加納虹輝（ＪＡＬ）が準々決勝でカザフスタン選手に１５―６で圧勝し、準決勝進出を決めた。

　世界ランキング３位の加納は東京五輪の団体で金メダルを獲得しており、「パリでは個人戦、団体戦ともに金メダルを目指す」と意気込んでいる。準々決勝では、６連続ポイントを奪うなど、終始優位に試合を運んだ。

　同じく準々決勝に進んだ山田優（山一商事）は、地元フランスのヤニク・ボレルを相手に延長戦の末、１１－１２で惜敗した。

　五輪３大会連続出場で３７歳のベテラン見延和靖（ネクサス）は、３回戦でヤニクに敗れた。

　準決勝は日本時間３０日午前３時から行われる。