1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

引退表明のエース古賀紗理那、チーム最多の26得点…格上ポーランドに逆転負けで「苦しい展開で決めきれず」

読売新聞 / 2024年7月29日 2時33分

第4セット、スパイクを決めて喜ぶ古賀紗理那(左奥)(28日)=上甲鉄撮影

 パリ五輪バレーボール女子の1次リーグが28日に始まり、B組で世界ランキング7位の日本は、同4位のポーランドに1―3で逆転負けした。第1セットを25―20で先取したものの、その後のセットは競り負けた。日本は次戦、8月1日に強豪のブラジルと対戦する。1次リーグは12チームが3組に分かれて争い、各組2位以内と、各組3位の上位2チームが準々決勝に進む。

 黒星発進となったものの、格上のポーランドと激しい競り合いを演じた日本。今大会後の現役引退を表明しているエース古賀(NEC)が、決意のこもったプレーでチームを引っ張った。

 平均身長で約11センチ上回る相手に対し、「チャレンジャーとして戦っていこう」という気持ちを第1セットから体現した。強烈なスパイクで得点を重ね、このセットを先取。自身にトスが集まった第4セット終盤にも連続得点で一時リードを奪う奮闘を見せたが、最後はジュースの末に力尽き、「苦しい展開で決めきれなかったのが、今日の敗因だと思う」。チーム最多の26得点を挙げても、責任を負った。

 3年前の東京五輪は大会途中に負傷し、チームも1次リーグで敗退。不完全燃焼の思いから、パリへの挑戦を決めた。「しっかり結果を残して終わりたい。絶対メダルを取る」。集大成の大会を、簡単に去るわけにはいかない。(西口大地)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください