ラグビー女子「サクラセブンズ」、アメリカに敗れ黒星スタート

アメリカ戦でトライを決める水谷咲良（２８日）＝ロイター

　パリオリンピックラグビー７人制女子１次リーグが２８日に始まり、Ｃ組の日本は７―３６で米国に敗れ、黒星スタートとなった。

　日本は開始早々、連続攻撃から水谷（東京山九フェニックス）がトライを決め、幸先良くスタートした。しかし、パワーでもスピードでも上回る米国に、次々と守備の壁を破られ、６トライを奪われて黒星発進となった。

　５月の国際大会で６位になるなど、女子日本代表「サクラセブンズ」は着実に力をつけてきた。今月１４日には鈴木監督が今大会後に任期満了で退任することが発表された。２０２１年１２月に就任した指揮官は、今後も男女日本代表の強化に携わる予定だが、これが一区切り。約２年半をかけたチーム作りの成果を、何とか残り試合で発揮したい。