パリ五輪２９日の見どころ…日本選手団の「顔」江村美咲や堀米雄斗、体操団体が「金」目指す

江村美咲（５月３１日撮影）

　パリ五輪は２９日、第４日を迎える。連日金メダルを獲得している日本選手団。この日も期待の選手が相次いで登場する。

　フェンシング女子サーブル個人の江村美咲（立飛ホールディングス）は、世界選手権２連覇中で今大会も金メダル候補。開会式の旗手も務めた。男子フルーレ個人の松山恭助（ＪＴＢ）らも表彰台を目指す。

　２７日から順延されたスケートボード男子ストリートでは、連覇を狙う堀米雄斗（三井住友ＤＳアセットマネジメント）、１４歳の小野寺吟雲、白井空良（ムラサキスポーツ）が登場。金、銀２個のメダルを獲得した女子に負けない成績が期待される。

　体操は男子団体総合決勝が行われる。予選の鉄棒で着地を失敗した橋本大輝（セントラルスポーツ）が建て直し、日本が２大会ぶりの金メダルなるか注目だ。

　連日、金メダルを獲得している柔道は、３２歳で五輪初出場の男子７３キロ級の橋本壮市（パーク２４）と、女子５７キロ級の舟久保遥香（三井住友海上）が登場。頂点を目指す。

　バスケットボール女子の日本は１次リーグ初戦で絶対的女王の米国と対戦する。卓球男子シングルスでは、張本智和（智和企画）が、女子シングルスでは平野美宇（木下グループ）がそれぞれ１回戦に臨む。