男子エペ加納虹輝が金メダル、フェンシング個人で日本初…東京大会の団体に続き２つ目の「金」

　パリオリンピックのフェンシングは２８日、男子エペ個人の決勝が行われ、加納虹輝（ＪＡＬ）がフランス選手に１５―９で勝利し、金メダルを獲得した。フェンシング個人競技で日本勢初の金メダルとなった。

　決勝の相手は、ここまで日本選手２人を破って勝ち進んできたヤニク・ボレルだった。東京五輪の団体「金」メンバーの見延和靖（ネクサス）、山田優（山一商事）を退けた相手に対し、加納は素早い突きで得点を重ねた。

　フェンシング個人では、２００８年北京大会で太田雄貴が獲得した銀メダル以来、１６年ぶりのメダルとなった。加納は東京五輪の団体に続き、２つ目の金メダルとなった。