東京五輪で銅の中山楓奈、トリックでは５本連続で失敗…７位に終わり「自分の代名詞を決めたかった」

パリ五輪スケートボード、女子ストリート予選を終え肩を組んで笑顔を見せる中山楓奈（左）と赤間凛音（２８日、パリで）＝三浦邦彦撮影

　パリ五輪のスケートボード・ストリート女子は２８日、１４歳の吉沢恋が「金」、１５歳の赤間凛音が「銀」を獲得。同種目では、日本勢が２大会連続の金メダル獲得となった。

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　東京五輪銅の中山楓奈はランを３位で折り返したものの、７位に終わった。ベストトリックでは、前輪車軸を斜めにかけてレールを滑る十八番の「フロントサイドＫグラインド」に挑むも、飛び出し角度を合わせるのに苦労し、５本連続失敗。最後は手を合わせて頭を下げた。「自分の代名詞を、みんなの前で決めたかった」。自身をメダリストに押し上げた技に最後までこだわり、会場を後にした。