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銀の赤間凛音「先に2本そろえて」万全の首位固め、得意技で突き放すはずだったが…志は高く「やっぱり悔しい思いもある」

読売新聞 / 2024年7月29日 10時43分

女子ストリート決勝で演技する赤間凛音(28日、パリで)=三浦邦彦撮影

 パリ五輪の女子ストリートが28日に行われ、14歳の吉沢 ここ(ACT SB STORE)が金メダルを獲得した。競技が初開催された2021年東京大会で頂点に立った西矢 もみじ(サンリオ)に続いて日本勢が2大会連続で制した。15歳の赤間 凛音 りずは銀メダルを獲得。東京大会銅メダルの中山 楓奈 ふうな(ムラサキスポーツ)は7位。

 銀メダルにも、満足していない様子が、志の高さを表していた。赤間は「パリで表彰台は夢だったのですごくうれしい」と言って続けた。「やっぱり悔しい思いもある」

 優勝への道筋は描けていた。ランを1位で折り返す。「先に2本そろえて」と、板と体が一体になって横回転するトリックで首位固めも万全。あとは障害物に後輪車軸をかけた後に横半回転して降りる技を決めて、突き放せるはずだった。

 だが、ベストトリック3本目から挑んだ得意技は「着地でつぶされて」決まらない。最後まで同じ技に挑み続けたが失敗に終わり、再逆転はならなかった。

 度重なる故障を乗り越えて臨んだ大舞台。「今まで支えてくれた方、家族に恩返しをしたかった。次は絶対に金を」。国際大会での実績は世界トップ級の15歳。遠くないところに頂点があることは本人が一番知っている。(井上敬雄)

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