日経平均株価、一時１０００円超上昇…「反発力が試される１日となりそう」

東京証券取引所

　週明け２９日の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価（２２５種）の上げ幅は一時、１０００円を超えた。午前の終値は、前週末終値比７４８円３４銭高の３万８４１５円７５銭だった。

　日経平均は前週末まで、約２年９か月ぶりに８営業日続落となり、計３６００円超値下がりしていた。

　２９日にはその反動や、前週末の米株式市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを受け、半導体や自動車、電機など幅広い銘柄が買われている。好決算を発表した銘柄も上昇し、日経平均を押し上げている。

　市場では「利益確定の売りも出てくる可能性があるが、これまで下げすぎており、反発力が試される１日となりそうだ」（大手証券）との見方があった。