穂岐山芽衣、女子１５００ｍで「あこがれの」ドルーリー朱瑛里をかわし留学生選手も抑え３位入賞

女子１５００メートルで３位に入った山田の穂岐山芽衣（右）（２９日）＝須藤菜々子撮影

　全国高校総体（インターハイ＝読売新聞社共催）は２９日、６競技が福岡、長崎、大分３県で行われた。陸上の男子１００メートル決勝では、西岡尚輝（大阪・東海大大阪仰星３年）が１０秒２６で頂点に立った。

　女子１５００メートルでは、留学生選手が上位に名を連ねる中、穂岐山芽衣（高知・山田３年）が４分１３秒６７の好タイムで３位に食い込んだ。留学生がハイペースで飛ばすと予想し、無理に追わない戦略が奏功した。ラスト１周を前に、１学年下ながら実績があって「あこがれの存在」というドルーリー朱瑛里（岡山・津山２年）をかわし、さらに力を振り絞って走りきった。自己記録を約４秒更新しての３位入賞という結果に「大満足です」と満面の笑みを見せた。