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身長1m65のスプリンター躍動、男子100mは東海大大阪仰星・西岡尚輝が10秒26で圧勝

読売新聞 / 2024年7月29日 20時24分

男子100メートルで優勝した東海大大阪仰星の西岡尚輝(29日)=須藤菜々子撮影

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は29日、6競技が福岡、長崎、大分3県で行われた。陸上の男子100メートル決勝では、西岡尚輝(大阪・東海大大阪仰星3年)が10秒26で頂点に立った。

 高校生最速を決めるレースで、身長1メートル65の小柄なスプリンターがひときわ大きく躍動した。東海大大阪仰星の西岡が男子100メートル準決勝で、日本高校歴代2位となる10秒11をたたき出すと、決勝でも向かい風1・5メートルの悪条件下ながら好記録を出して優勝した。

 決勝では、スタート時の反応時間が0秒18台と、0秒14台だった2、3位の選手たちから遅れていた。しかし、調子がよいことを確信していた西岡は「自分の走りをすればいい」と慌てなかった。持ち味のスタートダッシュと、速いピッチで中盤以降も加速。2位を0秒24引き離す圧勝だった。

 上背がある選手が活躍することが多い短距離だが、本人にとって体格差は無関係だ。準決勝での記録は、自己記録を一気に0秒09短縮するとともに、桐生祥秀(日本生命)が保持していた大会記録を0秒08更新する結果となった。

 9秒台も視界に入りつつある。「難しいと思うが、9秒台や世界を目指して、努力を惜しまず頑張りたい」と表情を引き締めていた。(丸山一樹)

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