救急車のガラス窓にひび、熱中症の女性を搬送中に広がり…別の救急車を出動させ２５分の到着遅れ

　大分県の日田玖珠広域消防組合消防本部は２９日、熱中症が疑われる玖珠町の女性（７０歳代）を搬送中、玖珠消防署の救急車のガラス窓にひびが入り、別の救急車を出動させたと発表した。医療機関への到着が約２５分遅れたが、症状に影響はなかったとしている。

　発表では、救急車は２６日午後０時半過ぎ、女性の自宅を出る際に左後部の窓が垣根から突き出た鉄鋼管に接触して長さ数十センチのひびが入った。携帯電話などが通じない地域のため約４・６キロ走行したがひびが広がり、代わりの救急車を出動させた。