飯村一輝が未明の準決勝に進出、地元フランス選手との接戦制す…フェンシング男子フルーレ個人

飯村一輝（２０２４年５月３１日撮影）

　パリオリンピックのフェンシングは２９日、男子フルーレ個人の準々決勝が行われ、飯村一輝（２０）（慶応大）がポーティ（フランス）を１５－１４で破り４強入りした。日本時間３０日午前２時５０分からメダルをかけて準決勝を戦う。

　飯村はポーティに追い上げられ１４－１４となったが、最後のポイントを奪いマスクを投げ捨て雄たけびをあげた。

　飯村は昨年の世界選手権で初優勝を遂げた男子フルーレ団体のメンバー。世界ランク９位でパリオリンピックに臨んでいた。

　ポーティは２回戦で東京オリンピック４位の敷根崇裕（ネクサス）を破って勝ち上がってきていた。