ラグビー７人制女子、ブラジルを破り初勝利…決勝トーナメント進出は逃す

ラグビー女子１次リーグでブラジルと対戦した日本代表（２９日）＝ロイター

　パリオリンピックラグビー７人制女子１次リーグ最終戦が２９日行われ、Ｃ組の日本はブラジルを３９―１２で破り、初勝利を挙げた。２８日は米国、フランスに連敗しており、１勝２敗でＣ組３位。決勝トーナメント進出を逃し、９～１２位決定予備戦に回った。

アウェーでのまれる

　日本は２試合目、フランスに７トライを奪われて大敗した。フランスは前日に男子が、自国開催の大会で全競技を通じて「第１号」の金メダルを獲得したばかり。女子にも地元ファンの大声援が送られた。完全アウェーの状況で、「いつもと違う雰囲気に、ちょっとのまれているのかな」と鈴木監督。日本は攻撃も完璧に封じ込まれ、持ち味を全く発揮できなかった。