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あん馬での落下「引きずった」橋本大輝、大逆転「金」仕上げの鉄棒…「4人のおかげで最高の演技できた」

読売新聞 / 2024年7月30日 5時40分

体操男子団体総合決勝の鉄棒でチームメート(奥)が応援する中、着地を決める橋本大輝(29日、パリで)=三浦邦彦撮影

 パリオリンピックは29日、体操の男子団体総合決勝が行われ、日本が計259・594点で2大会ぶりに金メダルを獲得した。あん馬で落下し「すごく引きずった」という橋本大輝(セントラルスポーツ)が、最終種目の鉄棒で着地をしっかりと決め、大逆転で中国を破った。(デジタル編集部)

 2種目目のあん馬で、絶対的エース橋本が落下した。予選の鉄棒でも着地に失敗しており、金メダル奪回に暗雲が立ち込めた。ライバルの中国は得意のつり輪で高得点を連発。前半3種目の終了時点で3・133点差と大きく引き離された。

 しかし、日本は諦めなかった。年長の萱和磨(セントラルスポーツ)が「絶対諦めんな」「絶対いけるから」と声をかけ、橋本に「もう一度戦う気持ち」に切り替えさせた。 

 5種目が終了し、1位の中国との点差は3・267点に広がった。最終種目の鉄棒で1番手の杉野正尭(徳洲会)が14・566の高得点をマークすると、続いて演技した中国選手が着地を乱した。さらに中国の2番手選手は2度落下し、日本がこの時点で1位に浮上した。

 最後は「みんなに背中を押してもらった」橋本が着地を決め、2大会ぶりの金メダルを確実にした。「この4人がいなかったら絶対取れなかったし、この4人のおかげで最高の演技が出せた」と橋本。諦めずにつないだバトンが、エースに底力を発揮させた。

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