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同じ17歳の世界記録保持者が圧勝、成田実生6位「サマー・マッキントッシュの隣で泳げたことが今後につながる」

読売新聞 / 2024年7月30日 9時51分

女子400メートル個人メドレー決勝で8位に入賞した成田実生(29日)=原田拓未撮影

 パリ五輪の競泳は29日(日本時間30日未明)、女子400メートル個人メドレー決勝が行われ、成田実生(ルネサンス金町)は4分38秒83で6位だった。

     ◇

 世界の壁を改めて感じた。メダル争いを狙った17歳の成田は前半からスピードに乗れず、悔しい6位。自己ベストよりも3秒ほど遅い記録となり、「自分でメダルを取る気持ちが足りなかった」。瞳に涙がにじんだ。

 レースは同い年で世界記録保持者のサマー・マッキントッシュ(カナダ)が圧勝。昨年の世界選手権と全く同じ展開で、その時の成田はレースを楽しむ余裕もなく8位に終わった。「あんな思いはしたくない」。そこから苦手だった持久系の練習にも耐え、心身ともに鍛えて臨んだ初めての五輪だった。1年前とは違い、会場の雰囲気を味わうなど落ち着いていたが、力を出し切れなかった。

 「世界の選手はどんどん先に行き、自分は進めていない。でも(マッキントッシュと)隣で泳げたことが今後につながる」。名前の「 実生 みお」には「どんな実になるだろう」という期待が込められている。苦い経験を糧にして、4年後の五輪で大きな実を結ばせたい。(森井智史)

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