ホッケー女子、３連覇狙う丹生決勝進出…１年生・吉田の先制シュートでチームに勢い

先制点を挙げた丹生の吉田選手（左）

　全国高校総体（インターハイ＝読売新聞社共催）は３０日、新たに体操競技、ソフトテニス男子、サッカー女子が始まり、福岡、長崎、北海道、福島の４道県で６競技が行われた。ホッケー女子では丹生（福井）が決勝に進んだ。

先制シュートチームに勢い　丹生１年・吉田来夢

　３連覇を目指すホッケー女子の丹生は準決勝に臨み、前半で着実に得点し、高鍋（宮崎）を振り切った。

　先制点を挙げた吉田 来夢 （くるみ）選手は１年生ながらスタメン出場。立ち上がりのセットプレーでは、シュート役を任された。「得意なコースに思い切って打とう」とスティックを振り抜き、ネットを揺らした。

　小学３年でホッケーを始めてから、地元の丹生が憧れだったという。３１日の決勝に向けては、「他にも点を決められた場面があった。緊張しているが、今日のプレーをしっかり反省し、練習してきたことを出したい」と気を引き締めた。