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堀米雄斗、とっておきの大技で劇的逆転…五輪2連覇に「自分でもびっくり」

読売新聞 / 2024年7月30日 21時30分

 第33回夏季五輪パリ大会第4日の29日、日本勢は金メダルを2個獲得した。スケートボードの男子ストリートは、堀米雄斗(25)(三井住友DSアセットマネジメント)が2連覇を達成した。

 7位の順位から最後はとっておきの大技を決めて大逆転。劇的勝利で五輪2連覇を達成した堀米は「信じられない。自分でもびっくり」と振り返った。コンコルド広場に、愛用の板を掲げて夢見心地に浸った。

 ストリートは前半は45秒間自由に滑るラン、後半は一発の技を競うベストトリック(BT)で合計点を争う。BTの最後の滑走で、それまで失敗し続けた空中で横に270度回り、板の後部でレールを滑り降りる「ノーリーバックサイド270テールブラントスライド」を完璧に決めた。僅差で米国選手を上回った。

 東京五輪で脚光を浴びたスケートボード界。その火を消さず、競技だけでなく、仲間と滑って互いに高め合う文化や、跳んだ時の爽快感などを広く知ってもらうのも夢の一つという。「スケートボードを広めるためにも五輪での活躍が必要」と言ってきた。第一人者としての使命感が、土壇場からの勝利をたぐり寄せた。(井上敬雄)

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