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立命館慶祥の畠山このみ、400障害も制し2冠…本職での快勝に「本当にうれしい」

読売新聞 / 2024年7月30日 22時2分

陸上女子400メートル障害で優勝した立命館慶祥の畠山このみ(中央)(30日)=須藤菜々子撮影

 陸上の400メートル障害決勝が行われ、男子は菊田響生(神奈川・法政二3年)が50秒14の大会タイ記録で、女子は畠山このみ(北海道・立命館慶祥3年)が58秒23で制した。ともに400メートルに続く優勝。男子砲丸投げを17メートル21で制したアツオビン・アンドリュウ(京都・花園3年)は、ハンマー投げとの2冠を達成した。ホッケーは男子が石動(富山)と横田(島根)、女子は丹生(福井)と岐阜各務野(岐阜)が決勝に進んだ。

慣れない暑さとの闘い

 女子400メートル障害を制した畠山は、28日の400メートルに続く2冠を達成。本職の種目に向けて重圧を感じていただけに、「本当にうれしい」と笑みがこぼれた。

 6月のU20(20歳未満)日本選手権で畠山は3位だった。同大会で2位の矢島杏紀(埼玉・所沢西3年)、4位の田中美優(東京・駒大3年)らが顔をそろえた決勝は激戦が予想された。

 しかし、畠山は前半からリズムよくハードルを跳んで流れをつかむと、終盤も400メートルを制した走力を生かし、ライバルを寄せ付けないスパートを見せた。自己記録を一挙に0秒47短縮。2位の田中に0秒52差をつける快勝だった。

 北海道の選手にとって、九州開催の全国高校総体は慣れない暑さとの闘いでもある。複数のレースをこなし、疲労が蓄積していた。快走の陰にはチームメートが傘をさしてくれたり、うちわであおいでくれたりしたサポートがあった。「本当に仲間のおかげ。感謝の気持ちを走りで表現できた」と畠山。この日一番の笑顔がはじけた。(丸山一樹)

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