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夏の甲子園49代表出そろう、初出場は5校…聖和学園と新潟産大付は春夏通じ初

読売新聞 / 2024年7月30日 22時10分

7回、聖カタリナ学園・宇都宮の送りバントが失策を誘い6点目(捕手・橘)=脊尾直哉撮影

 夏の高校野球は30日、愛媛で決勝が行われ、聖カタリナ学園が接戦を制し、夏の甲子園初出場を決めた。これで全49代表が出そろった。初出場は5校で、春夏通じて初は聖和学園(宮城)と新潟産大付(新潟)。全国選手権大会は8月4日に組み合わせ抽選会が行われ、7日に開幕する。

聖カタリナ、小技重ねV

 勝負どころでバントをたたみかけた。七回、聖カタリナ学園は先頭の9番三好からの4連続バントでリードを広げた。

 ここまで犠打二つの三好は「今までよりも三塁手が下がっている」と直球を三塁側に転がして内野安打とすると、捕逸と本多のバント安打で一、三塁。松野のスクイズは犠打野選となって1点目、さらに3番宇都宮の送りバントは失策を誘って2点目が入った。

 「1点でも多く取ることが大事。主軸でもバントがあると言われてきた」と宇都宮。四回の3点にも二つの送りバントを絡めており、8得点した準々決勝の宇和島東戦では七つの犠打を決めるなど、小技を絡めて勝ち上がってきた。

 浮田監督は「小技で1点ずつ取っていくことで、最終的に8~10点取れるチームになる」と言う。今大会6試合で47得点。低反発バット導入で再認識される「甲子園戦法」を身につけたチームは、侮れない存在になりそうだ。(豊嶋茉莉)

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