うなぎ弁当などが原因とみられる集団食中毒、体調不良は１４人増え１６１人に

　うなぎ料理店「日本橋　 鰻 （うなぎ）　伊勢定」（東京都中央区）が京急百貨店（横浜市港南区）で販売した弁当などが原因とみられる集団食中毒で、京急百貨店は３０日、体調不良を訴える人が１４人増え、計１６１人になったと明らかにした。

　同店は２９日、伊勢定が２４～２５日に販売したうなぎ弁当とうなぎかば焼きを食べた１４７人が 嘔吐 （おうと）や下痢などの症状を訴え、うち９０歳代の女性が死亡したと発表した。広報担当者によると、新たに体調不良が確認された１４人に重症者はいないという。横浜市保健所は１３０人について食中毒と判断し、それ以外の人にも聞き取りや検査を行っている。