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柔道・永瀬貴規の「銀」以上が確定、一本勝ちで決勝へ…3大会連続4個目のメダル

読売新聞 / 2024年7月30日 23時47分

 パリオリンピックは30日、柔道男子81キロ級が行われ、前回東京大会で金メダルを獲得した永瀬貴規(旭化成)は、準決勝でアントニオ・エスポジト(イタリア)を破り、2大会連続で決勝に進出。銀メダル以上が確定した。永瀬は2016年リオデジャネイロ大会の銅メダルを含め個人では3大会連続3個目、東京大会の混合団体の銀を含めれば4個目のメダルとなる。

 試合は、永瀬が開始1分15秒、支え釣り込み足で技ありを奪い、2分28秒、崩れ上四方固めで抑え込み、合わせ技一本で快勝した。

 準決勝の相手のエスポジトは世界ランク13位の29歳で、オリンピック初出場。初戦は合わせ技一本で勝利。2戦目はブラジル選手を延長戦で破り、準々決勝は反則勝ちで準決勝まで駒を進めた。得意技はもろ手の背負い投げ。趣味は、散歩とショッピングという。

 30歳の永瀬は3度目のオリンピック出場。2016年リオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得している。今大会の初戦は、世界ランク66位のアレイン・アプラハミアン(ウルグアイ)に、合わせ技で一本勝ち。2戦目は世界ランク11位のベダト・アルバイラク(トルコ)を延長戦の末に破って準々決勝に進んだ。準々決勝では、世界ランキング1位のマティアス・カス(ベルギー)を延長戦で破った。

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