ＢＭＸ選手「シルク・ドゥ・ソレイユ仕込み」に納得しかない…ＳＮＳで「細かすぎる」解説も話題に

「シルク・ドゥ・ソレイユ」出身の経歴が注目されたＢＭＸフリースタイルのホエーリー選手

　パリオリンピックは３０日、ＢＭＸフリースタイル・パークの予選が行われ、中村輪夢（２２）（ウイングアーク１ｓｔ）が６位につけ、決勝に進んだ。ＳＮＳでは、テレビ中継で紹介された選手の意外な経歴や「細かすぎる」解説に注目が集まった。

　ＢＭＸは、起伏や斜面を使って自転車の宙返りや回転など技の華麗さを競う競技。意外な経歴が紹介されたのは、カナダ代表のジェフリー・ホエーリー（２８）。カナダオリンピック委員会のホームページによると、２０１６年にプロに転向後、世界的パフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」でパフォーマーとしてのキャリアを追求するために競技から離れた。２０２０年にカナダ国立ＢＭＸフリースタイルチームに入団している。

　Ｘ（旧ツイッター）には「滞空時間と体幹の安定さがエグい」「ＢＭＸで無双してるカナダ選手、『シルクドソレイユ仕込み』ときいて納得しかない」などと経歴に驚く声が多数寄せられた。華麗な空中技を見せたジェフリー・ホエーリーだが、点数はのびず、決勝には進めなかった。

　また、テレビ中継では「イエース！」「テクニシャンだぜ！」と個性的な言葉で選手をたたえるプロＢＭＸライダーの勅使川原大地さんのテンションの高い解説も注目を集めた。選手の好物がカツカレーであることなど細かい情報も披露し、中村輪夢についても「サウナにはまっている」などと紹介した。

　Ｘでは、細かすぎるマラソン解説で知られる「増田明美さんみたい」との突っ込みや、スケートボードの解説で注目を集めたプロスケーターの瀬尻稜さんと比較して、「瀬尻さんはまったり癒し系だけどＢＭＸの解説の人はめっちゃアグレッシブ」などと楽しむ声が出ていた。（デジタル編集部）