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八村塁の退場でチームが奮起、格上フランスと延長の死闘も日本の大金星はならず

読売新聞 / 2024年7月31日 3時22分

パリ五輪バスケ男子、フランス戦で退場する八村塁(ロイター)

 パリオリンピックのバスケットボール男子は30日(日本時間31日未明)に日本代表が東京五輪銀メダルのフランスと対戦。日本は格上のフランスを相手に、第4クオーターを終えて84-84の同点で試合は延長戦に入ったが、最後は力尽き、90-94で敗れた。日本は2連敗となり、2日に1次リーグ最終戦をブラジルと戦う。

 64-69で5点を追って始まった第4クオーターの1分過ぎ、ここまで24得点を挙げていた日本のエース、八村がこの試合2つ目のアンスポーツマンライクファウルを取られて退場となる大波乱の展開となった。しかし、ここから日本は結束を深めた。司令塔の河村は「全然試合は終わっていないし、自分たちの流れが必ず来る、と全員で声をかけあった」。リバウンドに果敢に飛び込み、ホーキンソン、渡辺飛勇がフランスの高いショットをブロックするなど押せ押せの流れの中でリードを奪い、勝利は目前となった。

 しかし、日本が80-84の4点リードで迎えた残り10秒、フランスの3点シュート成功時、河村に痛恨のファウル判定。フリースローで4点プレーとなって土壇場で延長戦に持ち込まれた。

 5分間の延長に入り、日本はディフェンスを頑張ってきた吉井が5ファウルで退場となる。河村、比江島の3点シュートで追いすがったが、満身創痍の日本は最後に力尽きた。日本男子は実際に試合を行っての五輪の勝利は1972年ミュンヘン五輪が最後(76年モントリオール五輪の1勝は不戦勝)だ。久しぶりの「オリンピックで1勝」が手中からするりと逃げた。悔しい敗戦となった。(デジタル編集部)

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