サッカー日本代表、エース細谷真大のゴールで１位通過…準々決勝でスペインと対戦

　パリ五輪のサッカー男子は３０日、１次リーグが行われ、Ｄ組の日本は日本時間３１日午前４時から、イスラエルと対戦。後半ロスタイムに途中出場のエース細谷真大がゴールを挙げて１－０で勝ち３連勝とし、首位通過を決めた。準々決勝でＣ組２位のスペインと対戦する。試合開始は日本時間８月３日午前０時。

　２連勝ですでに決勝トーナメント進出を決めている日本は前戦のマリ戦からスタメンを６人変更し、佐藤恵允や鈴木海音らが初先発した。キャプテンマークは、山本理仁が巻いた。

　前半は日本が優位に試合を進めた。ボール保持率は５９パーセント。左サイドの荒木を起点に何度もイスラエルゴールに迫ったが、ネットは揺らせなかった。守備では逆に、危ないシーンもあったが、ＧＫ小久保の好セーブなどで失点は防いだ。

　後半は途中から、三戸舜介、藤田譲瑠チマ、細谷と相次いで投入。ロスタイムに入った直後、藤田が右に展開し、佐藤の折り返しを中央の細谷がダイレクトでゴール右に突き刺した。

　後半は押されるシーンが多かったが、小久保を中心に体を張って得点を許さなかった。

日本のスタメンは以下の通り。

▽ＧＫ：小久保玲央ブライアン
▽ＤＦ：内野貴史、鈴木海音、西尾隆矢、木村誠二
▽ＭＦ：山田楓喜、山本理仁、川崎颯太、荒木遼太郎
▽ＦＷ：佐藤恵允、藤尾翔太