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八村塁が2度目で退場処分の「アンスポーツマンライクファウル」とは…テクニカルファウルとは別

読売新聞 / 2024年7月31日 8時5分

退場処分でコートを去る八村選手(右)

 パリオリンピックで30日に行われたバスケットボール男子1次リーグB組で日本代表はフランス代表と延長の末に90-94で惜敗した。この試合で日本の八村塁が第4クオーターに、この試合2度目のアンスポーツマンライクファウルと判定されて失格・退場となった。

 ゴール下でシュートにいったフランスのルディ・ゴベアを八村が防ごうとした場面で、審判がビデオをチェックして判断した。「アンスポーツマンライクファウル」は選手による体の接触を伴い、スポーツマン精神に反すると判断されるファウル。バスケットボール競技規則によると「ボールに対するプレーでなく、かつ、正当なバスケットボールのプレーとは認められない相手選手との触れ合い」「相手のオフェンスを妨げることを目的としたディフェンスの選手による必要のない触れ合い」などの要素を元に審判が判断する。相手選手との体の接触のない振る舞いに適用される「テクニカルファウル」とは異なる。

 チームファウル数に関わらず、ファウルをされた選手にフリースローが与えられ、そのチームのスローインで再開される。フリースローの本数は、ショット中の動作ではない選手がファウルされた時は2本、ショット中にファウルされてそのショットが成功した時は得点プラス1本、ショット不成功の時には2本または3本。

 通常のファウルは一人の選手が5度すると退場になるが、アンスポーツマンライクファウルやテクニカルファウルは2度で、アンスポーツマンライクファウルとテクニカルファウルを1度ずつ記録された場合なども失格・退場となる。フランス戦のテレビ中継では、八村がコートから歩いて去り、ロッカールームの方向に向かう姿が映し出された。

 なお、失格・退場になった選手に、次戦の出場停止などの追加の罰則は与えられない。(デジタル編集部)

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