サッカー男子が３戦全勝で首位通過、決勝トーナメント進出にＳＮＳ大喜び…次戦相手に「スペインか」「東京大会のリベンジだ」

前半、ボールを追う藤尾翔太（左）（３０日、ナントで）＝松本拓也撮影

　パリオリンピックのサッカー男子日本代表は３０日、１次リーグ最終戦でイスラエルと対戦。後半ロスタイムに途中出場のエース細谷真大が決勝ゴールを挙げて、１－０で勝利を収めた。これで１次リーグ３戦全勝で首位通過。だが、決勝トーナメント初戦の相手が強豪スペインとなったことに、ＳＮＳ上では「１位通過なのに…」と戸惑いの声も聞かれた。

　イスラエルとの試合は、前半は日本が優位に試合を進めたが、ネットは揺らせず。後半は押されるシーンが多かったものの、ＧＫ小久保玲央ブライアンを中心に体を張って得点を許さなかった。ロスタイムに入った直後、佐藤恵允の折り返しを細谷がダイレクトでゴール右に突き刺した。劇的な決勝弾にＸ（旧Ｔｗｉｔｔｅｒ）では「さすが日本のエース」と称賛の声が上がった。

　１次リーグを首位通過した日本は、決勝トーナメントでは、グループＣの２位との対戦。グループＣはスペインが首位通過するかと思われたが、エジプトに１―２で敗戦。２勝１敗で２位となり、日本の対戦相手に決まった。

　次戦が強豪国との対戦となったことに、Ｘでは「１位突破してスペインと戦うとは聞いてない」「エジプトかと思ったが…」との声が上がった。一方で「東京五輪のリベンジだ」など、惜敗した東京オリンピックの準決勝を思い返す声や「スペイン戦に勝てばマジでメダル狙える」と前向きな声も聞かれた。

　準々決勝は、日本時間８月３日午前０時にキックオフされる。（デジタル編集部）