23年度特別会計の剰余金12・7兆円、最大は年金特会…8000億円を防衛力強化の財源に
読売新聞 / 2024年7月31日 11時0分
財務省は31日、政府の2023年度特別会計(特会)決算の概要を発表した。集計対象の12特会で歳入から歳出を差し引いた剰余金の合計は、前年度比約0・2兆円増の12兆6609億円だった。
このうち為替介入の資金を管理する外国為替資金特会(外為特会)は、約0・4兆円増の3兆8883億円。円安や海外金利の上昇で、米国債などの運用益が伸びた。政府は防衛力強化の財源として約0・8兆円を活用する。年金の収支を管理する年金特会の剰余金は4兆641億円で、12特会で最大だった。
剰余金全体の使い道は、〈1〉年金給付などに備えた積立金に約5・4兆円〈2〉24年度特会への繰り入れに約5・2兆円〈3〉24年度一般会計への繰り入れに約2・0兆円――とした。
同時に発表した23年度一般会計決算の剰余金は8517億円だった。この半分を防衛財源に充てる。
この記事に関連するニュース
-
外為特別会計、剰余金3.8兆円 円安で、一部は防衛費の財源に
共同通信 / 2024年7月31日 12時40分
-
国の予算繰り越し11兆円=外為特会剰余金、16年ぶり高水準―23年度
時事通信 / 2024年7月31日 11時3分
-
23年度税収、過去最高72兆円 剰余金の半分は防衛費充当へ
共同通信 / 2024年7月3日 19時16分
-
国の剰余金が4年ぶり1兆円割れ、23年度は8517億円=財務省
ロイター / 2024年7月3日 17時4分
-
過去最高の税収72兆円でも喜べない…「インフレ増税」と「円安」のWパンチが国民生活を襲う
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月3日 15時28分
ランキング
-
1「身代金」「初動対応」、"KADOKAWA事件"の教訓 凄腕ホワイトハッカーが語る日本企業への警告
東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分
-
2海外の優秀なエンジニアが日本企業を選ばない訳 人気が落ちている要因は「企業の体質」にあった
東洋経済オンライン / 2024年7月30日 16時0分
-
3部屋に泥棒がいる!〈高級老人ホーム〉で優雅に暮らす86歳母からのSOS…急ぎ駆けつけた51歳長男の目に飛び込んできた「まさかの光景」【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月30日 11時15分
-
4なぜペットボトルのサイズが8種類もあるのか…伊藤園の「むぎ茶」が圧倒的に支持される納得の理由
プレジデントオンライン / 2024年7月30日 16時15分
-
5しまむらグループの子ども服「バースデイ」が謝罪、物議のコラボ商品の販売中止【全文】
ORICON NEWS / 2024年7月30日 20時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください