1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

細谷「オーバーエージがいなくてもやれることは証明できている」…頼もしいエースが決勝ゴール

読売新聞 / 2024年7月31日 12時24分

 第33回夏季五輪パリ大会は30日、第5日が行われ、サッカー男子は、8強入りを決めている日本が1次リーグ最終戦でイスラエルを1―0で破り、3連勝でD組を首位通過した。後半ロスタイムに途中出場のFW細谷 真大 まお(柏)が決勝ゴールを決めた。日本は準々決勝でC組2位のスペインと対戦する。

 強引な突破から決勝点につなげた27日のマリ戦後、細谷はこう話していた。「重要なところ(点)は取れていない。もっと貪欲にならないといけない」。強い自負をのぞかせていた点取り屋に、待望の瞬間が訪れた。

 すでに準々決勝進出を決めていた日本は主力を温存し、2試合連続でフル出場していた細谷もベンチスタート。両チーム無得点で迎えた79分、満を持してピッチへ送り出された。

 後半ロスタイム、相手の足が止まった隙を逃さずにゴール前でフリーとなり、右サイドでスルーパスを受けた佐藤の折り返しを右足で蹴り込んだ。劇的なゴールにも、当然と言わんばかりに喜びは控えめだった。

 24日のパラグアイ戦はゴール前で相手をブロックしてシュートコースを作り、三戸の先制点を演出。これまで得点こそなかったものの貢献度は高く、「チームのためにやっていれば、いつか取れると思っていた」。

 年齢制限外のオーバーエージが不在ながら、1次リーグ3連勝で堂々の首位通過を果たした。「オーバーエージがいなくてもやれることは証明できている」。どっしりと構えるエースが、なんとも頼もしい。(林田晴樹)

 【交代】植中(横浜M)=46分山本、三戸(スパルタ)=61分山田、藤田(シントトロイデン)=79分川崎、細谷(柏)=79分荒木

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください