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正倉院展10月26日開幕…七宝を施した「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」など57件公開

読売新聞 / 2024年7月31日 22時44分

 奈良国立博物館(奈良市)は31日、「第76回正倉院展」を10月26日から11月11日まで開催すると発表した。金属にガラス質の 釉薬 ゆうやくを焼き付ける「七宝」で装飾された鏡「 黄金瑠璃鈿背十二稜鏡 おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう」など天平時代の息吹を伝える57件(初出展10件)が公開される。

 鏡(径18・5センチ)は銀製で、深緑色や黄色の釉薬をのせて焼いた大小18枚の花弁形の板を貼り合わせ、想像上の植物である 宝相華 ほうそうげを表している。正倉院に伝わる鏡の中で唯一、七宝を施している。

 樹木の下で向かい合う鹿を板締め染めの技法で表現した「 鹿草木夾纈屏風 しかくさききょうけちのびょうぶ」や、精巧な寄せ木細工で飾った献物用の箱「 沈香木画箱 じんこうもくがのはこ」など工芸の技を凝らした名品が出展される。

 原則、事前予約が必要な日時指定入場制で、午前8時から鑑賞できる。

 読売新聞社は正倉院展に特別協力します。

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