柔道・新添左季が準々決勝で敗戦、東京大会の銅メダリストに主導権握れず…敗者復活戦へ

　パリオリンピックは３１日、柔道女子７０キロ級が行われ、新添左季（自衛隊）が準々決勝でオランダのサネ・ファンダイケと対戦し、敗れた。新添は敗者復活戦に回る。

　１分５７秒にファンダイケに小外刈りで技ありを奪われた。終始、試合の主導権を握られ、新添は攻め手に欠いた。そのまま、優勢勝ちを許すことになった。

　準々決勝まで勝ち進んだ新添は、銅メダルを目指し、敗者復活戦に回る。

　ファンダイケは、東京大会の同級の銅メダリスト。東京大会の柔道では、オランダ勢唯一のメダルとなった。欧州選手権では６度表彰台に上っており、２０１７年、２１年には優勝している。