村尾三四郎、圧勝で準々決勝に進出…ベンチャーキャピタリストに大外刈りで一本勝ち

村尾三四郎（上）＝２０２３年５月撮影

　パリオリンピックは３１日、柔道男子９０キロ級が行われ、村尾三四郎（ＪＳＥグループ）が２回戦で、エストニアのクレンクリストフェル・カリユライドと対戦し、大外刈りで一本勝ち。準々決勝に進出した。

　村尾は４４秒、相手の左袖を引き込み、左足をかけて大外刈りを決めると、これが一本。早々と決着をつけ、涼しい表情で畳を降りた。

　アメリカ出身の村尾は父親が日本人で、母親がアメリカ人。２０２３年の世界選手権で３位になった実力者だ。

　対する、カリユライドの本職はベンチャーキャピタリストの実業家。仮想通貨を使用できるオンラインカジノ「ビットカジノ」の運営元の創設者として知られ、目標に自身の企業を１０億ドル以上の評価額を達成することに掲げている。