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落合「成長できたかなと思う」…男子800、日本新V

読売新聞 / 2024年7月31日 22時32分

男子800メートル決勝を日本新で制した滋賀学園の落合晃(31日)=須藤菜々子撮影

 陸上の男子800メートル決勝は、落合晃(滋賀・滋賀学園3年)が1分44秒80の日本新を出して2連覇を達成した。女子800メートル決勝は、久保凛(大阪・東大阪大敬愛2年)が2分0秒81の大会新で制した。ホッケー女子は丹生(福井)が3連覇。ソフトテニスの男子個人では川崎康平、森良輔組(宮崎・都城商)が、ソフトボール男子は九産大九州(福岡)がそれぞれ頂点に立った。

五輪かなわず、悔しさ糧に

 パリ五輪出場を果たせなかった悔しさを、インターハイにぶつけた。男子800メートルで落合が圧巻の日本新記録を樹立。日本中距離界のホープは右腕を何度も挙げて喜びを爆発させた。

 決勝では、他の選手がハイペースで飛び出したが、「無理しなくていい」と冷静にレースを進めた。2周目は前日の準決勝で先着されたフェリックス・ムティアニ(山梨・山梨学院2年)との一騎打ち。残り200メートルあたりで相手に前に出られたものの、そこでも落ち着いていた。「ラスト100メートルの切れ味では負けない」。ホームストレートでスパートし、一気に抜き返してゴールした。

 均整の取れたフォームで、体のバネを推進力に変えて力強く走る。6月下旬の日本選手権ではシニア選手を下して優勝した。それでも、目標だったパリ五輪の参加標準記録1分44秒70を切れず、「すごく悔しい思いだった」という。

 インターハイでこれまでの日本記録を1秒近く更新し、「成長できたかなと思う」と納得の表情を見せつつも、「(1分)43秒台、42秒台と、僕がやってやるぞという気持ちでいきたい」と、さらなる高みを見据えていた。(渡辺直樹)

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