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バレーボール男子、予選でも格下に敗れた教訓いかし1次リーグ敗退回避…西田有志が要所で得点

読売新聞 / 2024年7月31日 22時53分

第2セット、スパイクを決める西田有志(左)(7月31日)=池谷美帆撮影

 パリオリンピックで31日に行われたバレーボール男子1次リーグで、C組の日本はアルゼンチンを3―1で下し、今大会初勝利を挙げた。2セット連取後の第3セットを落としたが、第4セットは西田(大阪ブルテオン)らが要所で強打を決めて制した。

 52年ぶりの金メダルを目標に掲げながら、ドイツとの初戦を接戦の末に落とし、苦しい船出となった日本。ともに1敗同士のアルゼンチンを退け、1次リーグ敗退の危機で踏みとどまった。

 第1セット、まずは熱血漢の西田が勢いをもたらした。強烈なサービスエースをたたき込み、雄たけびを上げて仲間を鼓舞。このセットを奪って先手を取る原動力となった。第2セットは石川(ペルージャ)が硬軟織り交ぜたスパイクで得点を重ね、逆転で連取。最後は粘る相手を振り切った。

 初戦後に選手たちが思い起こしたのが、昨秋の五輪予選。序盤で格下のエジプトに敗れる逆境から息を吹き返し、五輪出場権をつかんだ。高橋藍(サントリー)は初戦の試合後、当時の心境を振り返りながら、「ここからでも力を発揮するしかない。ぐずぐず考えず、気持ちを切り替えようと話した」と巻き返しを誓っていた。逆境を乗り越えた貴重な経験が、チームの再起を後押しした。(西口大地)

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