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なでしこジャパン、引き分け以上で決勝トーナメント進出…まもなくナイジェリア戦

読売新聞 / 2024年7月31日 22時55分

ブラジル戦の後半終了間際、勝ち越しゴールを決め、ガッツポーズする谷川萌々子(7月28日)=松本拓也撮影

 パリオリンピックのサッカー女子の1次リーグC組は31日午後5時(日本時間8月1日午前0時)から最終第3戦が行われる。19歳の谷川萌々子(ローセンゴール)のロングシュートでブラジルに逆転勝利し1勝1敗とした同組2位の日本(なでしこジャパン)は、2連敗で同4位のナイジェリアと対戦、引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まる。

 女子は12チームが3組に分かれて1次リーグを戦い、各組の上位2チームに加え、3位からも2チームが準々決勝に進出できる。今大会、連覇を狙うA組のカナダが対戦相手の練習を無断撮影しようとしたとして、勝ち点を6減点する処分を受けており、2連勝ながら勝ち点は2連敗のニュージーランドと同じ「0」。そのため、同じく第3戦を残すA組の3位は最高でも勝ち点は3にとどまる。

 日本は引き分け以上で3位以内を確保、勝ち点も4以上となるため、同じC組で同時進行のスペイン―ブラジル戦、日本時間午前2時以降に行われるB組、A組の結果を待たずに8強入りとなる。

 ナイジェリアの世界ランキングは日本の7位に対し36位。今大会ではブラジル、スペインにともに0―1で敗れている。日本はナイジェリアと22年10月に国内で親善試合を戦い、田中美南(当時INAC神戸、現ロイヤルズ)が2得点(うちPK1)を挙げ2―0で勝利している。

 ただ、その力は侮れまい。昨年の豪州・ニュージーランド共催のワールドカップ(W杯)ではカナダを押しのけて1次リーグ2位通過。決勝トーナメント1回戦で、準優勝を遂げるイングランドに敗れたが、0―0からのPK戦による惜敗だった。

 オリンピックでは2004年のアテネ大会の1次リーグで日本と対戦、高さ、速さといった身体能力を見せつけて1―0で勝利したこともある。

 日本はブラジルとの第2戦で0―1とリードを許して後半ロスタイムに入り、負けていればナイジェリアと同じ勝ち点0だった。80分に投入された谷川がPKを呼び、同点に。さらに自らのロングシュートで勝ち越す劇的な逆転勝利を果たした。第3戦でその勢いを生かしたい。

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