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なでしこJがナイジェリアに勝利、決勝トーナメント進出…前半の2点リード守り切る

読売新聞 / 2024年8月1日 2時5分

 パリオリンピック・サッカー女子の1次リーグC組は31日午後5時(日本時間8月1日午前0時)から最終第3戦が行われ、日本(なでしこジャパン)はナイジェリアと対戦、20歳の浜野まいか、エース田中美南、今大会初出場の北川ひかるのゴールにより3-1で快勝、2勝1敗で勝ち点を6に伸ばした。日本は引き分け以上で無条件に決勝トーナメンが進出が決まる状況だったが、見事に勝利で飾ってみせた。

 世界ランキングは日本が7位、ナイジェリアが36位。

 試合経過

▽後半

 後半開始に合わせ、日本は田中が下がり、清家貴子が3トップの左に入った。中央に植木。

 52分、北川が左サイドをえぐってふわりとしたパス。ファーサイドで守屋が倒され笛が鳴りPKかと思われたが、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)を経てノーファウルとの判定に。

 60分、日本は長谷川と北川が下がり、長野風花と宮沢ひなたが入った。

 62分、GK山下は右前方から放たれたミドルシュートをがっちりキャッチ。

 66分、宮沢の左クロスから清家が頭で狙うが、ゴールをとらえ切れず。

 72分、前線の浜野にパスが通る。浜野はドリブルで相手選手をかわしながら右足でシュートしたが、これはゴール左に外れる。

 76分、ナイジェリアのミドルシュートはGK山下の正面。

 79分、長野からゴール左でパスを受けた植木が左足でシュートを放つがこれはゴールの上。

 80分、守屋が下がり、千葉玲海菜が入る。

 後半ロスタイムに植木に代わり、谷川萌々子が入った。

▽前半

 7分、初出場の北川が左サイドからクロス。これを田中が左足で合わせたが、これはGKにセーブされた。

 20分、植木が右サイドにパスを送ると、守屋がワントラップして折り返すが、これは相手にクリアされる。

 21分、右CKからニアの田中がボールを落とし、林がシュートしたが、ゴールをとらえられず。

 22分、日本に待望の先制点。中盤からのスルーパスに反応し抜け出した植木が左サイドから折り返すと、20歳の浜野が右足で押し込んだ。

 32分、日本2点目。守屋の右クロスを植木が頭で合わせると、シュートはゴールのバーをたたいたが、こぼれ球を田中が左足で押し込んだ。

 42分、日本が一瞬の隙を突かれ失点。ゴール前のワンツーから抜け出した相手に左足で強烈なミドルシュートを決められた。

 これでナイジェリアに勢いが生まれたが、日本は前半ロスタイムにゴールほぼ正面でFKのチャンスを得る。これを北川が左足で蹴ると、きれいな弧を描いてゴール右のサイドネットを揺らした。日本3点目。前半終了。

■日本の先発は以下の通り(数字は背番号)

 日本はブラジル戦の先発から4人が入れ替えとなり、慎重に調整を進めていたDF北川ひかるや、MF林穂之香、当初バックアップメンバーだったDF石川璃音らが入った。DF南萌華、MF宮沢ひなた、MF長野風花がベンチに回り、18歳のDF古賀塔子は登録メンバーからも外れた。谷川萌々子はベンチスタート。初戦のスペイン戦でFKを決めた20歳のMF藤野あおばは、ブラジル戦に続き登録メンバーから外れた。

1 GK山下杏也加

4 DF熊谷紗希

5 DF高橋はな

9 FW植木理子

11FW田中美南

13DF北川ひかる

14MF長谷川唯

16MF林穂之香 

17FW浜野まいか

20DF守屋都弥

21DF石川璃音

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