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「折れたラケットは絶対元に戻らない...」 卓球金メダリスト・王楚欽の「悲劇」に水谷隼が嘆息「可哀想すぎる」

J-CASTニュース / 2024年7月31日 15時1分

「折れたラケットは絶対元に戻らない...」 卓球金メダリスト・王楚欽の「悲劇」に水谷隼が嘆息「可哀想すぎる」

水谷隼さんのインスタグラム(@mizutani_jun0609)より

パリ五輪の卓球混合ダブルスの決勝戦が2024年7月30日夜(日本時間)に行われ、中国の王楚欽選手と孫穎莎選手のペアが金メダルを勝ち取った。しかし、王選手はその直後にまさかの悲劇に見舞われてしまう。これに元卓球日本代表の水谷隼さんはXで、「可哀想すぎる」と同情を寄せた。

「唯一無二のパートナーなのに」

複数メディアによると、アクシデントが起きたのは優勝ペアが取材陣からの写真撮影に応じ、ベンチに戻った後だ。王選手のラケットが根元からポッキリ折れてしまったという。ベンチに押し寄せたカメラマンが誤って踏んでしまったためだとみられている。

水谷さんはXで、「ラケット折られたのは可哀想すぎる」と同情。「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに」とその重要性を説明した。

さらに「ラバーの破損は変えがきくし、ラケットの傷や汚れ程度なら何とかなるけど折れたラケットは絶対元に戻らない...」といい、「時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープをまた1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ」と例えた。

その上で、「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」と断言した。

王選手は今後、男子シングルス、男子団体にも出場予定だ。

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