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米ボーイング、8四半期連続で赤字…相次ぐ事故響く

読売新聞 / 2024年8月1日 1時12分

ボーイングのロゴ=AP

 【ニューヨーク=小林泰裕】米航空機大手ボーイングが7月31日に発表した2024年4~6月期決算は、売上高が前年同期比15%減の168億6600万ドル(約2・5兆円)、最終損益は14億3900万ドルの赤字(前年同期は1億4900万ドルの赤字)だった。相次ぐ事故によって経営不振が続いている。

 赤字は8四半期連続で、減収は2四半期連続となる。24年4~6月期の商用機の納入機数は32%減の92機。商用機部門の売上高は32%減の約60億ドルだった。

 ボーイングは18年と19年に「737MAX―8」の墜落事故が発生して以降、業績低迷が続く。今年1月には米アラスカ航空が運航する「737MAX―9」で飛行中に機体の一部が吹き飛ぶ事故が発生した。

 ボーイングは31日、ケリー・オルトバーグ氏(64)が8月8日付で最高経営責任者(CEO)に就く人事を発表した。オルトバーグ氏は航空機部品を手がける旧ロックウェル・コリンズ社のCEOなどを歴任し、航空業界で35年以上の経験を持つベテラン。ボーイングの品質問題改善にどう取り組むか注目される。

 20年1月からCEOを務めたデビッド・カルフーン氏は退任する。

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