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4度のケガ乗り越え女子100制した不屈のスプリンター、2冠ならずも「ここに戻れたことが価値がある」

読売新聞 / 2024年8月1日 8時57分

陸上女子200メートルで2位に入った富士市立の小針陽葉選手

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は7月31日、新たにバドミントン、相撲が始まり、福岡、佐賀、長崎、大分、北海道、福島の6道県で8競技が行われた。陸上競技女子では、100メートルを制した富士市立(静岡)の小針陽葉選手が200メートルで2位となった。

 外側の8レーンを前半から積極的に飛び出したが、コーナーを抜けたところで内側から先行する選手が目に入った。そのまま追いつけず、2番目でゴールラインを駆け抜けると天を仰いだ。29日の100メートルに続く2冠はならなかった。「最後は焦ってしまった。悔しい」と声を振り絞った。

 1年生で出場した総体では100メートルと200メートルでともに2位。2年生の春には200メートルで高校記録に迫り、周囲の期待が高まったが、その後は太ももの肉離れを計4回経験。家族や指導者に支えられながら、本格的に練習を再開できたのは今年5月だった。

 2年前はゴール後にうれしさでいっぱいだったが、この日は悔しさが残った。それでも、「ここに戻れたことが、これからの陸上人生にとって価値がある」と胸を張る。

 目標は4年後のロサンゼルス五輪。小学生の時に憧れたウサイン・ボルトのような圧倒的な走りを目指し、これからも走り続ける。

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