一夜で金メダル２個、マルシャンの偉業に会場沸く…いずれも五輪新記録「信じられないような瞬間」

パリオリンピックの競泳・男子２００メートルバタフライをオリンピック新記録で制したマルシャン（７月３１日）＝ロイター

　パリ五輪の競泳は、３１日に行われた男子２００メートル平泳ぎ決勝で、花車優（イトマン東進）は２分８秒７９で５位、渡辺一平（トヨタ自動車）は２分８秒８３で６位だった。女子２００メートル平泳ぎ準決勝では、鈴木聡美（ミキハウス）が２分２３秒５４の全体８位で決勝に進んだ。男子１００メートル自由形は潘展楽（中国）が世界新記録の４６秒４０で優勝した。

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　一夜で金メダル２個を手にした２２歳のレオン・マルシャン（仏）の偉業に会場が沸いた。２００メートルバタフライは世界記録を持つクリシュトフ・ミラク（ハンガリー）をゴール前でかわして逆転勝ち。約２時間後の２００メートル平泳ぎは１番手を保って完勝した。いずれも五輪新記録で制し、「観客のみんなと信じられないような瞬間を分かち合えた」と喜んだ。この２種目で優勝するのは五輪初。マルシャンは４００メートル個人メドレーを含めると今大会３冠となり、２００メートル個人メドレーで４個目の金メダルを狙う。