1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

ホンダ・日産・三菱自、EV分野で協業検討開始の覚書…トヨタグループと2陣営に

読売新聞 / 2024年8月1日 20時0分

 ホンダ、日産自動車、三菱自動車の3社は1日、電気自動車(EV)や次世代車「SDV」の分野で、協業の検討を始める覚書を結んだと発表した。実現すれば、日本の自動車業界はトヨタ自動車を中心とするグループとホンダ・日産連合の2陣営に分かれることになる。

 また、ホンダと日産は同日、EVの基幹部品共通化やSDVの共同研究、車両の相互補完など5領域で協業することに合意したと明らかにした。

 ホンダと日産自動車は1日、両社で検討してきた協業の枠組みに三菱自動車が参画すると発表した。日本の自動車業界は、トヨタ自動車を中心とするグループと、ホンダ・日産・三菱自連合の2陣営に集約される。

 車載用ソフトウェアの共同研究や電気自動車(EV)の主要部品の共通化など、具体的な協業内容も発表した。新たな共同出資会社の設立も検討する。協業によって投資の効率化を進め、EV開発などで先行する米中の新興勢に対抗したい考えだ。

 ホンダと日産は3月、協業に向けた検討を始めると発表。日産は三菱自株の34%を保有しており、三菱自の参画が有力視されていた。2023年度の世界販売台数は3社合計で832万台となる。一方、トヨタ陣営はスズキやマツダ、SUBARU(スバル)、子会社・ダイハツ工業の合計で1663万台に上る。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください