柔道・ウルフ・アロン、敗者復活戦の相手はスペインの世界ランク８位…別階級で世界王者の経験も

柔道男子１００キロ級準々決勝でジョージアの選手（奥）に敗れたウルフ・アロン（１日）＝関口寛人撮影

　パリオリンピックは１日、柔道男子１００キロ級のウルフ・アロン（２８）（パーク２４）が、準々決勝でイリア・スラマニゼ（ジョージア）に敗れてオリンピック連覇はならず、敗者復活戦に回った。敗者復活戦の相手は、スペインの世界ランク８位、２８歳のニコロズ・シェラザジシビリ。

　シェラザジシビリは前回東京大会では９０キロ級の７位、世界選手権では２０２１年と１８年の９０キロ級で優勝、２０２４年には階級を上げた１００キロ級で３位に食い込んでいる。

　ウルフ・アロンは初戦はオーストリアの２７歳、アーロン・ファラに合わせ技一本で勝ち、２回戦は世界ランク９位、３１歳のジョルジェ・フォンセカ（ポルトガル）に終了間際の内またで一本勝ち。準々決勝では世界ランク２位の２３歳、イリア・スラマニゼ（ジョージア）に、隅返しで技ありを奪われ、連覇の夢を断たれた。