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兵庫県総務部長が病欠…内部告発文書巡る内部調査の責任者、幹部3人が現場を離れる事態に

読売新聞 / 2024年8月1日 21時55分

兵庫県庁

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県が実施した内部調査の責任者だった井ノ本知明総務部長が7月30日から病欠していることがわかった。服部洋平副知事が1日、県議会で明らかにした。問題を巡っては、もう1人の副知事が県政の混乱を招いたとして7月31日付で辞職。前理事も体調不良で休んでおり、県政の中枢を担ってきた幹部3人が現場を離れる事態となった。

 井ノ本氏は、前県西播磨県民局長の男性職員(60)が3月に内部告発の文書を一部の報道機関や県議に送付したことについて、内部調査を行った人事当局を所管する総務部のトップ。県は調査を踏まえ、5月7日に男性職員を停職3か月の懲戒処分とした。男性職員は7月7日、死亡しているのが見つかった。自殺とみられる。

 服部副知事は1日に開かれた県議会の特別委員会で、井ノ本氏の欠席に触れ、「体調不良で当面出勤が困難。委員会へ出席できる状態でない」と説明した。斎藤知事も同日、出張先の福井市内で記者団に「体調が優れない面があり、休まれている」と述べた。

 問題を巡っては、副知事だった片山安孝氏が辞職。行政職のトップで、県立大の授業料無償化など斎藤知事の肝いり政策の担当理事だった小橋浩一氏も体調不良で降格を申し出て、1日付で総務部付の部長級に降格となった。

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