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スパイ罪でロシアに収監されたWSJ記者、元海兵隊員とともに釈放…「囚人交換」の一環

読売新聞 / 2024年8月1日 22時0分

ガラス越しに判決を聞くウォール・ストリート・ジャーナルのエバン・ゲルシュコビチ氏(7月19日、エカテリンブルクの裁判所で)=AP

 米ブルームバーグ通信は1日、ロシアで「スパイ罪」で有罪判決を受け収監されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの米国人モスクワ特派員エバン・ゲルシュコビチ氏とポール・ウィラン元海兵隊員が釈放されたと報じた。米国とロシア間で行う大規模な「囚人交換」の一環だという。

 事情を知る関係者の話として報じた。2人はロシアから外国に向かっている途中だという。別の欧州当局者によると、プーチン政権を批判した反政権活動家ウラジーミル・カラムルザ氏も釈放される見込みだ。

 ロイター通信は7月31日、囚人交換の準備が進んでいる可能性を報じていた。

 露独立系英字紙「モスクワ・タイムズ」によると、2022年にノーベル平和賞を受賞した露人権団体「メモリアル」幹部で、SNSへの投稿がロシアのウクライナ侵略に批判的だとして収監されたオレグ・オルロフ氏も交換対象として取りざたされている。

 囚人交換は米露それぞれの同盟国での拘束者も交換対象になるとみられている。ロシアの同盟国ベラルーシでは最近、テロ容疑で死刑判決を受けたドイツ人が恩赦された。

 露有力紙RBCによると、過去に米露間の囚人交換に使われた露政府の航空機が1日朝にモスクワからロシアの飛び地カリーニングラードに飛行し、その後、別の目的地へと出発したという。

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